2012.4.2
4月から無職になりました
3月いっぱいで勤めていた会社から解雇され(業績不振のため)、4月から無職になった管理人ですどうもこんにちは\(^o^)/
業績不振で解雇されたというと、「ああ不況なのね…」って感じがしますが、どうやら良く考えるとそれだけじゃないのではと思いました。
なので、ちかごろさいきんのWeb制作業界のことと、制作に携わる人は今後どうしたら良いのか、ということをつらつらと書いていこうと思います。
※ちょっとネガティブ目線も入ってしまいますが、批判をしているわけではなく、このままで良いのかな、という問いかけです。
※また、こういう会社じゃだめ、ってことではなく、こういう傾向になってるんじゃ、という考察です。
Web制作会社は二極化が進んでいる
まわりのWeb関係の友人に話を聞いていると、Web制作会社は以下の二極化が進んでいると思いました。
A. 安い価格で制作物はそこそこのクオリティ、夜遅くまで対応してくれる会社
B. マーケティング提案、情報設計、ブランド構築など得意分野を持っている会社
この二極化が進んでいるということは、クライアントもこういった会社を求めているということですね。
強みがなくても無難にそつなく制作をこなす会社は淘汰されていく
一昔前はそれでオッケー☆だったのですが、今は価格が安くクオリティもそこそこな会社が増えてきました。
そういった会社と、「強みがなくても無難にそつなく制作をこなす会社」が競争しようものなら簡単に負けてしまいます。
同じクオリティならばより値段の安い方、夜遅くまで対応してくれる方を選びますよね。
さらにクライアントも業績不振の会社が多く、予算縮小や削減といった話をよく聞きます。
また、メールの時間をみると24時、25時くらいまで働いている方も多いです。
従って、クライアントも、Web制作会社をそういった視点で選ぶ傾向にあります。
蛇足ですが、一時期、クライアントが18時で強制退社になるところを担当しました。
そのおかげで自分も早く帰れていたので、つまりクライアントは早くかえr(ry
じゃあ何で勝負するの?
制作会社がクライアントに選ばれるために、何をもって競合と勝負するのか。
今は他に強みがないのでこれで勝負するしかないウウォー
- 安さ
- 時間外対応
会社の(社員の)成長を考えてこれで勝負するんだウウォー
- 新しい技術(HTML5、SVG、アプリ制作等)を得意とする
- 既存のもので得意分野がある(情報設計、デザイン等)
何を強みとするのかは、経営者の判断が大きいです。
そこで働いている人は、経営者の判断と自分の思いが一致していないと働くのがつらくなってきますね。
この点、見逃してしまいがちなのですが入社する前に確認しておくと良いです。
また、今は安さと時間外対応で勝負するしかないけど、少しずつ新しい技術を取り入れて強みをつくっていくんだ、という会社も増えていますね。
強いのは、「マーケティング提案ができて成果をあげられて、新しい分野にも貪欲に取り組む会社」
ハードル高いですね…
しかしこれが嫌ならば、先ほどの「価格と時間外対応」で勝負する会社になるしかないのではと。
個人(社員)はどうすべきか
多少安いお給料で夜遅くまで働くことも全然問題ないという人はそれで良いと思いますが、そうでない人は何か強みを持つべきだと思います。
デザインやコーディングなど、自分にしかできない分野を1つでも持っている人は強いです。
そういった人は、比較的高いお給料をもらったり、福利厚生の整っている会社で働いていることが多いです。
また、次々と新しい技術が生まれてくるWeb業界では、それを追いかけられる人が求められます。それができなくて辞めていく人もいました。
さらに今は若くて優秀な人(高校生でWebサービスをつくっちゃう人とか)がたくさんいます。
そういった人と自分が勝負するには、何で勝負するのか、を意識しておくと良いのではと思います。
私も現在、自分の適性と照らし合わせて強みを持つことを模索しています。
なんだかとりとめのない文章になってしまいましたが、この辺で。
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追記
私個人のことですが、今後、フリーランスになるか会社員に戻るかは未定です。
しばらくゆっくり考えてから、どうするか決めようと思っております。
また、その時はまわりの人にいろいろと相談させていただくと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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