2012.4.17

レイアウトの基本的な型と、レイアウトからデザインまでの流れ

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Webサイトにおいて、レイアウトの基本的な型と、レイアウトからデザインまでの流れを簡単にまとめてみました。
レイアウトからデザインまでの流れを把握しておくと、その間の思考が分断されずデザインがしやすくなると思います。
また、ユニークなレイアウトにするにしても、あらかじめ基本的な型を知っておくと逸脱がしやすくなりますね。

レイアウトに影響を与える要因

レイアウトにはいくつかの型がありますが、まずその型を決定する前に、レイアウトに影響を与える要因を知っておく必要があります。これらの要因によって、レイアウトの型があらかじめ決まったり、レイアウトが大きく変わるからです。

  • 情報階層の深さ
    →1ページのサイトなのか、第二階層以降ありグローバルナビゲーションが必要になるのか、など
  • サイトの目的・属性
    →そのサイトでは何を伝えたいのか。企業・ブランドのメッセージや情報、ユーザーに役立つ知識(Wikipediaなど)、告知など
  • 情報伝達の手段
    →ヴィジュアル主体で伝えるのか、文字主体で伝えるのか等

これらの情報を踏まえた上で、レイアウトの型を決めていきます。

レイアウトの基本的な型

Webサイトのレイアウトは、代表的なものとして以下が挙げられると思います。(名称は私が便宜上使っているものでして、一般的ではありません)

型が決まったら、以下4つのページの構成要素をはめ込んでいきます。

ページの構成要素

  • 1. ヴィジュアル
  • 2. 文字
  • 3. 余白
  • 4. 点・線・面(図形)

これらの要素を、どれだけの量でどのように配置し、何を伝えるか。
ここから装飾のデザインに入っていきます。
これらの要素をデザインすることで、ユーザーへのメッセージを明確にします。

以上です。
簡単なレイアウトはワイヤーフレームとしてディレクターから渡されると思うのですが、なぜこのレイアウトなのか、という思考が分断されやすいので、こういった流れを意識しておくと良いのかな、と思います。

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