2013.7.16

規則性を利用した知覚しやすいデザイン

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規則性を利用した知覚しやすいデザインとは、ユーザーが少ない労力で効率的に理解できるデザインのことです。
規則性が無く、まとまりのないデザインでは、ユーザーが要素を知覚したり、付随する意味を汲み取ったりするのに、不要な労力をかけてしまいます。
デザインをする時にこういったことを念頭に置いておけるよう、整理してみました。

人の特性として、規則性を見出し、記憶の負担を節約しようとする、というのがあります。この規則性を構成するものはスーパーサインと呼ばれ、その定義は書籍『認知心理学』で以下のように書かれてあります。

効率よく知覚し、記憶の負担を減らすことのできるパターン
認知心理学 (New Liberal Arts Selection)』 P.55

記憶の負担を減らすデザインを作るためには?

例えば以下のような要素に規則性をもたせます。

  • 大きさ
  • 余白

要素には意味が付随するので、意味にも規則性が生まれます。
例えば以下のような感じです。

余白は近接の法則と合わせて考えると良いですね。

また、スタイルガイドは意味とともに要素を細かく定義したものですね。
スターバックスのスタイルガイドはわかりやすく定義されていて、参考になると思います。

Style Guide
http://www.starbucks.com/static/reference/styleguide/

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