2013.6.12
「CSS Nite LP27 スマートフォン対応サイト制作」で心に残ったことと感想など
だいぶ時間があいてしまいましたが、5月25日(土)に行われた「CSS Nite LP27 スマートフォン対応サイト制作」で心に残ったことと感想などを記してみました。
「無理をしない」がキーワード
今回のセミナーで登壇者の方が多く言われていたキーワードは、「無理をしない」でした。
スマートフォン、特にAndroidでは機種によってバグや差異があり、それを潰して全機種で同じように表示するということはものすごく労力がかかります。
ならば対象をシェアの多いものだけに絞り、今後シェアは増えない(あるいは減っていく)と思われるものについては対応しないことを決める、など。
切り捨て、というと心苦しいですが、かけられる予算や時間が決まっている以上、これは仕方ないことかなと思います。
ワークフローの変化
スマートフォンサイトでは、「使って何かをする」という面が強く、人間の行動の習慣や、要求に合った設計が求められると思います。
ただ、その設計が適しているかどうかは、実際に動かして操作してみないとわからなかったり、デザインカンプでは見えない課題があったりします。何度か試行錯誤をする場面が出てくることもあり、従来のウォーターフォール型のワークフローでは、その点について柔軟に対応することが難しいです。
フローは戻ることができたり、時にはいくつかのフローをぐるぐる回ることができたりと、ユーザーにとって最適なサイトを作るためにはその変化と柔軟さが必要なのだと思いました。
現状のままでは我々がテクノロジーに合わせなければいけない。今こそテクノロジーが我々に合わせるように変革するときだ
P.128 『複雑さと共に暮らす』ーD.A.ノーマン
制作に関する情報を知っておく
今回のセミナーでは、多くのツールや技術が紹介されましたが、これらは最終的に何に結びつくのかというと、ユーザーにとって使い勝手の良い、わかりやすく魅力的なサイト制作だと思います。
なのでそのようなサイト制作がきちんとできるよう、情報を集めておこうと思い、はてブのタグをまとめたサイトを作ってみました。
サイト制作関連はてブ
http://creation.ar-ch.org/
ツール&技術がごちゃごちゃになっていますが、とりあえず大まかなカテゴリでまとめてみました。カテゴリ分け微妙だったりしますし…。あとで再考するかも…。しないかも…。
なぜはてブを使ったかというと、自分の望む記事を得られやすくなるというフィルターがかかるからです。(自分の場合)
自分の好きなタグではてブ記事を拾いたい、という場合
はてブには、タグ指定ができるRSSがあります。
以下の赤字部分は、「フォント」をUTF-8で変換したもので、このように自分の好きなワードをUTF-8にエンコードし、RSSリーダーに登録しておけば、そのタグがつけられたエントリを取得できます。
http://b.hatena.ne.jp/t/%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3%e3%83%88?sort=hot&threshold=3&mode=rss
また、threshold=3の数字はブックマーク数で、例えばはてぶ数100以上の記事だけ拾いたい場合は、「threshold=100」にします。
URLエンコード・デコード
http://www.tagindex.com/tool/url.html
以上です。
参考になりましたら幸いです。